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にわか(ニワカ)のエタニティリング 久遠(くおん)

にわか(ニワカ)、久遠(くおん)とは、法華宗の中の「法華経」といわれる最高の経典、法華経二十八品(ほけきょうにじゅうはちほん)の中に出てくる、久遠実成(くおんじつじょう)という教義が元となっている。仏教の見地では、「法華経」に登場する釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)は歴史上の釈尊(しゃくそん、お釈迦様のことで、一般に言われる仏教の神様のこと)ではなく、実は久遠の昔に既に悟りを開いて成仏された不滅の仏様のことを指す。これを“久遠実成”と云い、限りない時期にわたって弟子や人々を教化してきたのでこれを“久遠実成の釈尊”又は “久遠本仏”(くおんのほんぶつ)という。つまり「久遠(くおん)」とは永久不滅の悟り、流れを意味している。冒頭からだいぶ深い内容になったが、 にわか(ニワカ)、「久遠(くおん)」は結婚に際し、永遠に変わらない互いを想う思いを形にしたということなのだ。

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贅沢な全周ダイヤモンド・エタニティリング

「久遠(くおん)」は同じサイズのダイヤモンドを指輪全周にわたり配置した贅沢なつくりとなっており、リングの側面には「青海波(せいかいは)」といわれる和柄模様を施してある。

波が幾重にもわたり描かれた吉祥文様、縁起が良い柄とされている。穏やかな波が途切れなく続くので、未来永劫平穏にという願いが込められている。
「永遠」意味するダイヤモンドが途切れなく全周に配置されているのでこういった指輪のデザインをエタニティリングと呼ぶ。エタニティリングにはそのデザインの通り全周のにダイヤモンドが配置されるフルエタニティリングと、リングの半周にダイヤモンドが配置されているハーフエタニティリングの二種類がある。 にわか(ニワカ)、久遠(くおん)にも二種類のエタニティリングを用意している。
私はエタニティリングを婚約指輪に選ぶなら、圧倒的にフルエタニティリングをお勧めする。ハーフエタニティリングのメリットはリングのダイヤモンドが半周にわたりセッティングされているので、手のひら側が金属面になっており、物を掴んだり、握ったりするときにダイヤモンドが対象物にあたって傷がついてしまったり、リングを痛めてしまうリスクが低いことがある。フルエタニティリングであれば当然、どの面で対象物を捉えても、ダイヤモンドと対象物が当たってしまうので、少なからず破損のリスクがあることになる。
それなのになぜ私はダイヤモンドのフルエタニティリングがお勧めかというと、これが婚約記念品、エンゲージリングだからだ。「永遠」の象徴であるダイヤモンドが全周に取り巻いているデザインはブライダルのデザインならではであると思うからだ。確かにダイヤモンドが全周に配されると、使い勝手が悪いように思う、しかし、エンゲージリングなのだから、使い勝手よりもそのリングの持つ意味を優先して贈ってもらいたいのだ。

「あなたを永遠に幸せにします」という言葉と共に、全周のダイヤモンドと永久不滅の「久遠(くおん)」と未来永劫平穏を願う「青海波(せいかいは)」を贈っていただいたと思うと、ふたりで繋ぐ未来へ、決意も固く強まることと思う。

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